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あきそら重版停止をうけての秋田書店への手紙

2011.04.23.00:57

えっと、もうご存知の方も多いかと思いますが、
秋田書店の考えで「あきそら」の7月以降の重版がなしとなったそうです。
http://togetter.com/li/126497

あきそらの重版停止の流れについて、少し話ます。
まず東京都は新たに条例を改定したので、その説明を出版に対して行いました。
2001年の改正では施行規則作成にあたり、出版や審議会と意見交換をして施行規則を作成したそうですが今回は一切そういったものがなかったので、“説明”という形になり、当然意見のすり合わせの結果ではないので「こういう本を審議会にあげる予定だ」というものを具体的に示すことになったのでしょう。
東京都側から審議会に上げる本を提示するのは不自然ではないと認識しています。むしろ当然。おそすぎるくらい。
私の認識ではそういった本が示されたのは12月21日の業界と治安対の話し合いが初めて。
具体的な図書は
あきそら1,3巻(2巻は該当しないそうです)
花日和
恋人八号
奥サマは小学生
碧の季節
彼氏シェアリング
の7点です。

条例の施行は7月からで、対象となる図書は7月以降に出版された物というのが基本ですが、7月以降に重版された場合も指定対象となりえます。
そのため、新基準で審議会にかけると東京都が考えている上の7点は重版すると審議会への提出が検討されるということです。
因みに重版で指定対象となるのは上の7点に限りませんから、東京都が新しくもうけた基準でアウトなら他の図書でも重版で審議会にあがりえます。
こういった事情であきそらの1,3巻は重版すると指定図書になることがほぼ確定しました。
これに対して秋田書店が、指定されてしまうからと重版をやめたようです。
「重版したら指定されること」以外にも理由があるかどうかはさだかではありませんが、これが大きな要因であることはまず間違いないでしょう。

あきそらの指定はエロ表現の度合いが行き過ぎたからではありません。
あくまで親近姦というエロを描いたからです。
誤解なきよう。

重版の停止はもう決定とのことですが、一読者として意見しないわけにはいかないということで意見しました。

------------------------
拝啓
陽春の候、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。

本日は、秋田書店様から発行されている“あきそら”が7月以降重版停止されることについて、一言申し上げさせていただきたく、筆を取らせていただきました。

私は以前よりあきそらを単行本やREDいちごの本誌で楽しく読ませていただいてきました。

しかし、先日作者様がツイッターで7月以降は重版しないということをおっしゃっていました。今回は発売直後に購入しようと考えていますが、今後この作品を楽しむ人が現れない状態になってしまうのは残念です。また、同種の物語についても秋田書店様からは出版されないのだろうかという危惧もあります。

一人の読者として、この重版停止については再考いただきたく思います。

貴社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。
敬具
------------------------
秋田書店:http://www.akitashoten.co.jp/index2.html
住所:東京都千代田区飯田橋2-10-8
問い合わせ:https://www0.akitashoten.co.jp/mail/form.html
です。

なお、理想的にはREDいちご(やその他秋田書店の図書)を購入し、ついてるはがきなどを利用してコメントするのがベストだと思います。
REDいちごの場合は最後のほうに“アンケート応募券”というのがついてて、それをはがきに貼っておくる形です。
よかった漫画、わるかった漫画などを答えるアンケートもついてます。
プレゼント応募もあっておいしいですね。
で、隙間に意見を書いていいよってことになるのでその部分に書きます。

私はとっくにそのはがきつくってだしちゃってたので、今回のお便りはただの普通のはがきです。
上の文章はそれくらいの分量有るので、削りたい場合には単純に
------------------------
あきそらが7月以降は重版されないと聞きました。
あきそらは名作ですから是非、重版停止の措置は見直してください
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とか
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あきそら重版停止はもったいないです。
是非今後も販売するようにご検討ください。
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くらいにしても良いと思います。適当にいじってください。

あきそらが指定でダメージをうけるので、購入によって支援を検討される方もいると思いますが、アマゾンはやめたほうがいいです。
現在、出版の流通のうちそれなりの部分はアマゾンに由来していますが、東京都で図書が指定されるとアマゾンはとりあつかいを停止します。
そのため、図書の売上がアマゾン依存になればなるほど出版は指定におびえなければいけなくなります。
よって、通販を使うなら例えばとらのあなを推奨します。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/03/24/200011032409.html
とらの通販なのでしょっぱなに18禁チェックがはいるかもしれません。
結局青少年の権利は……;;
まぁ、そこは店で買えってことでね。
私は店で買います。いつもそうだし。ただ、今回はできるだけ予約しようと思ってます。

最後に。
あきそらくらいのエロなら、成年向けが妥当だという意見をたまに耳にします。
まぁ、あきそら読んだことがないひとは置いといて、あれを楽しむ権利が青少年にはないと思いますか?
東京都の組んだロジックに従えば青少年は「これを読むと親近相姦に対する抵抗が薄れる」から読ませてはいけないのだそうです。
そんなふざけた理由で、一個人から娯楽コンテンツを奪うことが許されるとは思いません。
なぜか、条例に対する賛否以前に、あきそらバッシングやそれに対する反論の展開では、青少年の権利の観点が抜け落ちてしまっていることが多いように感じます。
「これは成年向けと思うのが一般的」
「反対派も譲るべき」
「いやいや、表示図書にすると売れないんだよ」
こんなのも論点としてはあると思うし私も出しますが、青少年の権利の観点も忘れてはいけないと思います。

まぁ、議論してもしかたないところはあるんですけどね。
とりあえず同意してくれる方は秋田書店に頑張ってほしいと伝えてください。
できるだけあきそらも買いましょう。

都青少年条例施行が迫ってきたので都議会民主党議員の方に手紙

2011.04.23.00:14

えー、昨年12月に可決された青少年条例の(完全)施行が近づいてまいりました。
7月1日から施行です。
で、とりあえず被害を最小にするためにいろいろできることはあるわけですが、一つとして審議会の公開ってのがあるわけです。
審議会そのものは、結構まともな会なんですけど、今後もそうかはわかりませんし、公開させとくに越したことはないので手紙を議員数名に書きました。
ので、公開します。

----------------------------
拝啓
暖かな春の日差しが嬉しい季節になってまいりました。
淺野先生はいかがお過ごしでしょうか。

昨年12月に可決された青少年条例施行が近づいてまいりましたので、健全育成審議会の公開を再度お願いするために筆を取らせていただきました。
現在図書の指定を審議する第三者機関として審議会が設けられているわけですが、その内容は議事録の公開にとどまり、傍聴はできません。
さらに議事録も基本的に発言者の名前が伏せられた形です。
ぜひとも条例施行を機にこれを改善し、審議会の傍聴ができるように変更していただきたいと思います。

淺野先生のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
敬具
----------------------------
これをはがきに書いて出しました。まだあと数名にだす可能性があります。

とりあえず、

大西さとる議員 : http://onishi-satoru.jp/
問い合わせ : http://onishi-satoru.jp/form.html
住所 : 〒121-0816 足立区梅島1-12-6高橋ビル2F



関口太一議員 : http://www.taichi-net.jp/
問い合わせ : taichisekiguchi@hotmail.com
住所 : 〒158-0082 世田谷区等々力6-6-1-303

の二方は外さないほうがいいと思います。
というのも健全育成審議会の委員の方だから。
このブログはちょい前に公開するつもりだったんですが、遅れてました。
数時間以内に秋田書店への手紙もアップします。たいした内容じゃないですけど。

出版業界の漫画自粛案への意見・苦情のお願い

2011.04.09.22:29

件の東京都青少年健全育成条例改正部分の施行がもうすぐですね。
そんな中、出版業界が自粛を検討しているそうです。

「ついにロリマンガ消滅へ 業界団体が示した「自粛案」の苛烈さ」
http://www.cyzo.com/2011/04/post_7037.html
※記事の最後にある会合は“懇話会”(アダルト系出版社の業界団体)の会合です。

まぁ、思うところはいろいろあるんですけど、とにかくこれを食い止めないことにはどうにもなりません。
今できることは、意見を関係を関係各所に送って、思いとどまらせることです。

まずは、送り先
出版倫理協議会関係------------------------------------

日本雑誌協会 http://www.j-magazine.or.jp/
問い合わせ https://ssl.j-magazine.or.jp/contact.php
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1丁目7番地
tel 03-3291-0775
fax 03-3293-6239
会員一覧 http://www.j-magazine.or.jp/guide_005.html

日本書籍出版協会 http://www.jbpa.or.jp/
問い合わせ http://www.jbpa.or.jp/contact/index.html
住所 〒162-0828 東京都新宿区袋町6番地 日本出版会館
tel 03-3268-1302
会員一覧 http://www.jbpa.or.jp/outline/member.html

日本出版取次協会 http://www.torikyo.jp/
問い合わせ info@torikyo.jp
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-7
tel 03-3291-6763
fax 03-3291-6765

日本書店商業組合連合会 http://www.shoten.co.jp/nisho/
問い合わせ info@n-shoten.jp
住所 東京都千代田区神田駿河台1-2日本書店商業組合連合会 事務局
tel 03-3294-0388
fax 03-3295-7180
------------------------------------------------------

新しい都条例はこれらの漫画とは無関係なこと、表現自体を自粛させることは治安対策本部からも全く要求されていないこと、消費者の立場からも出版業界にこのような自粛を求めていないということなどをかけばいいと思います。
私が送った内容↓
------------------------------------------------------
(メールtitle: 東京都青少年条例改定に伴う自粛案の見直しのお願い)

○○様

突然のメールで失礼致します。
東京都の青少年健全育成条例の改定に伴う、出版業界の自粛について意見があり、メールさせて頂きました。

日刊サイゾーにて、○○様も所属団体である出版倫理協議会が新たな自粛提案をしたという記事が出ました。
その内容は
1:いわゆる第二次性徴期を迎える前の、13歳未満と想起させる子どもをモデルとした漫画(コミック)を出版する際には、性交又は性交類似行為を連想させる表現は自粛する。
2:いわゆる第二次性徴期を迎える前の、13歳未満と思われる子どもを大人が凌辱するような行為を描いた漫画(コミック)の出版は自粛する。
というものです。

出版業界が、過去の自主規制の有り様について考えること自体は否定しませんが、このような自粛には反対です。
東京都青少年健全育成条例の改定では、本会議・委員会の場や治安対策本部の発表を通して、性描写を含む表現物に求められているのは出版そのものの自粛ではなくゾーニングにすぎないことが明らかになりました。
また、もとより成年マークが付いている図書に関しては、12月に可決された改定とは無関係のものです。
今回の改定案で俎上にのぼってすらいない図書に対しても自粛要求するようなことは、全く不合理です。
現在まできちんとマーク付けを行ってきた出版社が不利益を被るようなことは、あってはならないと思います。

はなはだ勝手なお願いではありますが、このような自粛案は見直していただきますように強くお願い申し上げます。

〇〇(名前)
------------------------------------------------------


懇話会の中身が謎ですが、アダルト系をだしてる出版社にもいくつか意見してみるといいと思います。
とりあえずサイゾーに名前出てたとこ。
------------------------------------------------------
茜新社 http://www.akaneshinsha.co.jp/contents/list/index.html
問い合わせ akane@comic-house.co.jp
住所 〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-6-5 原島本店ビル1F
tel 03-3222-1977
fax 03-3222-1985

コアマガジン http://www.coremagazine.co.jp/
問い合わせ http://www.coremagazine.co.jp/mail.html
住所 〒171-0033 東京都豊島区高田3-7-11
(多分郵便が適切……)

辰巳出版 http://www.tg-net.co.jp/
問い合わせ buy@tg-net.co.jp
住所 〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目15番14号 辰巳ビル
tel 03-5360-8088
fax 03-5360-8954
------------------------------------------------------
ここの人たちはまさしく被害者だから、励まして応援してあげましょ。
励ましの文章なので、礼節にのっとってーっていうよりは、「頑張って」とか「応援してます」とか、シンプルに思いが伝わればいいと思います。
こちらに送った内容↓
------------------------------------------------------
(メールtitle:東京都青少年条例改定に伴う自粛案に対する意見)

〇〇様

東京都の青少年健全育成条例の改定に伴う、出版業界の自粛について意見があり、メールさせて頂きました。

日刊サイゾーにて、出版倫理協議会が新たな自粛提案をしたという記事が出ました。
しかし、東京都青少年条例は、現在ゾーニング出版していない出版社を対象としたもので、もとよりゾーニングを行っている〇〇様のような出版社には無関係です。
提案されたような自粛案はすでにゾーニングしている出版社に自粛を求めるもので、治安対策本部の方針とも全く異なる不合理なものです。
このような自粛案は出版業界の今後のためにも、ふさわしくありません。
是非とも反対していただき、出版倫理協議会には見直しを要求していただきたいと思います。

きちんと今までも成年マークをつけてゾーニングをしてくださっている〇〇様には消費者の立場からも大変感謝しております。
今後とも〇〇様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

〇〇(自分の名前)
------------------------------------------------------

アダルト系出版社追加(4/11)
------------------------------------------------------
オークス http://www.okl-maniax.net/ (18禁注意)
問い合わせ http://www.okl-maniax.net/htm/index.html(18禁注意 ページ右上から)

一水社 http://www.issuisya.co.jp/
問い合わせ http://www.issuisya.co.jp/?page_id=3 (字数制限)

キルタイムコミュニケーション http://ktcom.jp/index2.htm
問い合わせ http://ktcom.jp/index2.htm (ページ右上にある)
※キルタイムは懇話会外だそうです。
------------------------------------------------------
せっかくなので少し文面を変えてみました(ホント少しだけど)。こっちも載せます(オークス)。
------------------------------------------------------
株式会社オークス様

東京都の青少年健全育成条例の改定に伴う、出版業界の自粛について意見があり、メールさせて頂きました。

日刊サイゾーにて、出版倫理協議会が新たな自粛提案をしたという記事が出ました。
内容は東京都条例で想定されている範囲を大きく逸脱したもので、都条例改定とは全く無関係のすでに表示図書とされているものに対する自粛です。
私はオークス様の図書をしばしば購入するため、このような自粛案に大変な危惧を覚えております。
オークス様は既にきちんとしたゾーニングをなさっていて、大変な苦労をなさっているのだと思います。
にも関わらず、さらなる自粛を要求されるのはおかしなことです。
きちんとゾーニングをされているアダルト系の出版社の皆様には、出版倫理協議会から提出された案には是非反対していただき、見直しを要求していただけたらと思っています。
今後もオークス様のますますの発展をお祈りしております。
------------------------------------------------------

あとはやるなら、日本雑誌協会会員社、日本書籍出版協会会員社の重要そうな会社あたり?
雑誌協会副理事かつ書籍出版協会理事の小学館とか
------------------------------------------------------
小学館 http://www.shogakukan.co.jp/
問い合わせ info@shogakukan.co.jp
住所 〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1
------------------------------------------------------

コミック10社会の情報追加
サクッと送れるのは、秋田書店・角川書店・小学館・リイド社。
私はとりあえずこの4社には送りました。
------------------------------------------------------
秋田書店 http://www.akitashoten.co.jp/index2.html
問い合わせ https://www0.akitashoten.co.jp/mail/form.html
(REDいちご批判を交えることには私は断固として反対です)

角川書店 http://www.kadokawa.co.jp/
問い合わせ https://wwws.kadokawa.co.jp/shop/support/exec.cgi?ref_pat=web

講談社 http://www.kodansha.co.jp/
(メールフォーム的なものはない?)

集英社 http://www.shueisha.co.jp/
(メールフォーム的なものはない?)
tel 03-3230-7755(総合案内)

小学館 http://www.shogakukan.co.jp/
問い合わせ info@shogakukan.co.jp
住所 〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1

少年画報社 http://www.shonengahosha.jp/index.php
(メールフォーム的なものはない?)
住所 〒101-8388 東京都千代田区三崎町3-3-12
tel 03-3262-3501

新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/
(メールフォーム的なものはない?)

白泉社 http://www.hakusensha.co.jp/index.shtml
(メールフォーム的なものはない?)
tel 03-3526-8000 (総務部)

双葉社 http://www.futabasha.co.jp/
(メールフォーム的なものはない?)
住所 〒162-8540 東京都新宿区東五軒町3-28

リイド社 http://www.leed.co.jp/
問い合わせ https://www.leed.co.jp/contact/
------------------------------------------------------

とりあえず、ここまで。後ほどここらに送った内容とか、他に送った場所とかupします。しました。間違いがあったら教えていただけると助かります。

4/11追加 電話で確認した情報を羅列-------------
この申し合せ(案)が「児童と表現のあり方検討委員会」の一回目で示されたのは事実。
まだ、委員による話し合いをする前の段階で、話し合いをする為になんらかの案が必要ということで作られたもの。
委員の議論によって、変わる可能性もあるし変わらない可能性もある。
7月施行都条例とは関係がない。そもそも出倫協は行政によらずに自主的な規制を考える場である(例:ゾーニング委員会)
“申し合せ案は委員の話し合いをするために最初に提示されたものであり、情報が先走っていて”困惑している。
(“そんな案が存在しないから”や“その案の存在を知らないから”ではない)
「児童と表現のあり方検討委員会」は出倫協のもとで開かれるものであり、出版倫理懇話会はオブザーバーとして参加する。
オブザーバーといっても、議論には参加する。
(オブザーバーって意見を言わないんじゃない?と思ったので調べてみました。どうも、意見の表明はできるが、議決権はないひとっぽいですね。要確認。一応、出倫懇には出倫協で決定したことに従う義務がないので、まぁそういう意味かなと思います)
---------------------------------------------

(この記事、なんか異様にアクセスが伸びるので、ここでも宣伝させて貰います。前回の記事 http://takppp.blog.2nt.com/blog-entry-25.html で呼びかけた男女参画系の表現規制についても、興味があれば読んでいただけたらと思います)

千葉男女参画をうけて国への働きかけ等

2011.04.07.01:12

先日千葉県で男女共同参画計画が策定されました。
http://www.pref.chiba.lg.jp/dankyou/index.html
原案では創作物表現が女性や子供の人権を侵害するといった表現がありましたが、パブリックコメントによって民意が反映され、該当部分は削除され、より表現の自由に注意をはらった表現がなされました。
http://www.pref.chiba.lg.jp/dankyou/iken/h22/documents/3kihonkadai.pdf素晴らしいことです。
せっかく表現規制を許さない世の流れを示して頂いたわけなので、これをきっかけに一応の行動をとろうということでメールを3箇所出しました。
男女共同参画局・首相官邸・千葉県男女共同参画課の3箇所です。
前の二箇所は、「国の男女共同参画計画でも、表現の自由を侵害しないように注意しろ」という内容。
千葉の参画課に送ったのはお礼のメールです。
参考までに送信した内容を示します。
もし同じような意見を送る方がいる場合には参考にして下さい。

男女共同参画局(260文字縛り)
http://www.gender.go.jp/main_contents/goiken.html---------------------------------------------------------------------------------
先日千葉県で男女共同参画計画が策定されました。
原案には、女性を性・暴力対象とした表現は、男女共同参画社会の形成を大きく阻害し、人権侵害だとされていましたが、意見募集の結果を真摯に受け止め該当部分は削除されました。
第3次計画にも同様の表現がありますが、表現が人権を侵害するというのは過剰な解釈であり、偏った見方で取り組めば、表現の自由を侵害するばかりか、基本計画の本来の役割を全うできないのではないかと危惧します。
具体的な施策では、千葉県で民意によって該当文言が削除されたということも考慮し、十分慎重な取組を希望します。
---------------------------------------------------------------------------------

首相官邸
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html---------------------------------------------------------------------------------
昨年12月に閣議決定された第3次男女共同参画基本計画について、意見を申し上げます。

先日千葉県で男女共同参画計画が策定されました。
その中で原案には「女性や子どもをもっぱら性的ないしは暴力行為の対象として捉えたメディアにおける性・暴力表現は、男女共同参画社会の形成を大きく阻害するものであり、女性や子どもに対する人権侵害」といった表現がありましたが、パブリックコメントによって集められた民意を千葉県の男女共同参画課が真摯に受け止め、内容を「メディア関係者に対しては、表現の自由を十分尊重しつつ、男女共同参画の視点に立った表現や人権を尊重した表現に配慮するよう働きかけていくとともに、受け手側に対しては、メディアから様々な情報を主体的に読み解き、活用する能力を向上させるための取組を推進する必要があります。」と変化させて下さいました。

一方で第3次男女共同参画基本計画では『第13分野メディアにおける男女共同参画の推進』の基本的考え方において、千葉県で削除されたのと同様の「女性や子どもを専ら性的ないしは暴力行為の対象として捉えたメディアにおける性・暴力表現は、男女共同参画社会の形成を大きく阻害するものであり、女性や子どもに対する人権侵害となるものもある。」といった表現がなされています。
しかし、創作表現中の性・暴力表現で、実際の女性や子供の人権を侵害するというのは過剰な解釈と言わざるを得ず、このような偏った見方でメディア表現を評価したまま計画に取り組むようでは、メディア表現の自由を侵害するばかりか、男女共同参画基本計画の本来の役割を全うできないのではないかと危惧します。

具体的な施策では、千葉県で民意によって該当文言が削除されたということも考慮し、十分慎重な取組がなされることを希望します。
---------------------------------------------------------------------------------

上の二つについては、もう閣議決定されてるので、文言削れみたいなのよりは、注意しろってのがいいかなってことでこんな感じにまとめました。

千葉県市民局生活文化部男女共同参画課
danjo.CIL@city.chiba.lg.jp
---------------------------------------------------------------------------------
千葉県市民局生活文化部男女共同参画課 様

「千葉県男女共同参画計画(第3次)計画原案」に係る意見募集結果を拝見させていただきました。
私は千葉県民ではございませんが、本計画のメディア表現規制につながる部分に対して不安を感じ注目しておりました。
結果では、原案にあった文言が修正され、表現の自由に配慮された形になっていることを大変嬉しく思います。
表現の自由に十分な配慮をして下さり、ありがとうございました。
千葉県での男女共同参画計画が成功するように、お祈りしております。
---------------------------------------------------------------------------------

まぁ、ただのお礼メールだし、そんなに気を使わないでかるく書いたらいいんじゃないかなと思います。こっちは結構気まぐれ。
以上です。

コンビニにメール送ってみた。

2011.02.13.18:50

コンビニが成人向け図書を取り扱わないことが表現規制について、一つの大きな課題になってます。ということで、コンビニにも定期的に意見してみようと思います。以下、今回作った文面。ま、対議員じゃないし、きっと集計されて「取り扱い商品の依頼(成年向け図書:一件)」ってなるだけな気がするからそんなに文章を考える必要もないと思うけどね。

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成年向け図書の販売依頼です。
コミックRINなどの雑誌を店頭で扱って頂きたい。
以前セブンイレブンのとりおきサービスを検討したことがありますが、面倒です。売っている書店も近くに無く購入に遠距離まで足を運ばなければなりません。
また、成年向けマークのついた単行本もわざわざ書店にいかずにコンビニで買えると便利です。
フランチャイズ協会の規定は知っていますので、その改訂も含めて検討していただきたいと思います。
-------------------------------------
プロフィール

tak_ppp

Author:tak_ppp
くるくるまわれへようこそ。主として表現規制に反対するような内容を載せています。
「やや反対だけど、なにしていいかわからない」「パブコメ送りたいけど文章がつくれない」みたいな方は是非ご気軽に連絡ください。
リンクフリー、twitterなどに張るのもご自由に。

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