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いわき市に対して送ったメールを公開します。(個人情報は伏せました)
題名------------------------------------
いわき市男女共同参画プランに対するパブリックコメント
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本文------------------------------------
意見
いわき市民ではありませんが、タイトルの件について意見がありましたので、パブリックコメントという形でメールさせていただきました。市民以外はパブコメをうけつけないというお考えでしたら、いわき市へのひとつの意見と考えてくださればと思います。
意見があるのは素案p25の「2 メディアにおける人権の尊重 (2)情報を主体的に判断する能力の育成と、人権を侵害するような情報の排除」に記載された「有害図書類等指定制度を活用し、人権を侵害するような情報の排除に努めます」という部分についてです。
まず、人権を侵害するような情報というのはなんでしょうか? プライバシーなどの人権を侵害する情報は他の法律ですでに取り締まられているはずです。女性に関する性表現そのものが女性に対する人権侵害等ということはありえません。
また、有害図書指定制度はその表現が「青少年にとって有害か」という観点で選ばれるものであり、男女参画とは本質的に全く異なる制度ですから、利用することは不可能です。人権などという観点は全く関係ありません。
有害図書指定の制度は青少年に見せないだけの制度だからこそ合憲性が示されているのであって、これを元に情報の排除をしようとするのであれば、憲法21条に定められた表現の自由を侵害する制度となるでしょう。
有害図書として指定されるもの(の一部)が排除されるべき情報として扱われている本素案に対しては、市外の者からみても憤りを覚えますし、非常に残念です。
この素案は、これまで有害図書制度に協力してきた出版業界や書店に対して失礼極まりないことです。せめて、出版業界に対して謝罪していただきたい。
市外からの意見ですが、今後いわき市が悪法を通した例として有名にならないためにも、是非耳を傾けていただければと思います。
住所
埼玉県○○○
氏名
○○××
電話番号
090-abcd-efgh
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